国土交通省 航空保安大学校 岩沼研修センター 管制科様にて、主幹管制官向けの特別研修「マネジメント基礎」を担当させていただきました。

研修は朝8時50分から16時20分までの終日研修。

中堅層として求められるスキルや役割について、1日かけてじっくりと向き合う機会となりました。

そもそも「マネジメント」とは何か?

冒頭では、「マネジメントとはそもそも何か?」という基本に立ち返るところからスタート。

漠然としたイメージではなく、現場で必要とされるマネジメントの具体的な定義と、

どのように実践に落とし込んでいくかを共有しました。

そのうえで、「マネジメントサイクル」をしっかりと回すためのポイントや注意点についてもワークや対話を交えて掘り下げていきました。

講師も常に「伝わる研修」を模索しています

受講者の表情を見ながら、「どこを補足するとより伝わるか」「ワークに迷わず取り組んでもらうためには、どんな説明が必要か」「グループの組み方はどうすると効果的か」など、講師側も常に様々なことを考えながら前に立っています。

一方的に伝えるのではなく、「納得感」や「腹落ち感」を持ってもらうことを大切に、試行錯誤を重ねながら進めています。

終日研修は達成感とともに

終日研修は、終わったあとの疲労感も大きいですが、それ以上に大きな達成感があります。

受講者の方々が、後半になるにつれて表情が柔らかくなり、

自分の言葉で語ってくださる姿を見ると、「この時間をご一緒できてよかった」と心から感じます。

今後も、現場で実践につながる企業研修を、仙台を拠点に丁寧に届けてまいります。